海外からパーツを取り寄せてGITZO三脚のロック部をオーバーホールしました

こんにちは。バードふじやまです。2020年10月1日にGITZO三脚のロック部の分解掃除をし、そこそこ具合が良かったのですが最近かなりロックが甘くなり、追い打ちをかけるようにロック内部のOリングが切れました。仕方なくGitzoSpares.comという海外のサイトからパーツを取り寄せてオーバーホールすることにしました。

この GitzoSpares.comのサイトはStudio 1 Ltd.というイギリスの会社が運営しいるGITZOのオフィシャルスペアパーツアンドサービスセンターですが、Manfrotto Spares.comというサイトも運営してますね。Manfrotto Spares and Parts Spare Parts | Manfrotto Spares

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GITZO三脚のオーバーホール

パーツを注文してから配達されるまで

2021年9月26日に1枚目の画面から注文して直ぐに2枚目のThank youメールが来ましたが、10月13日に3枚目の出荷メールが来るまで2週間と3日かかりました。Covid-19の影響で遅れる可能性があるとなってましたが流石に長かったです。なにせ相手が海外なのでかなり心配しました(汗)。

出荷されてからは流石のFedEx(4枚目)ですね。3日で配達されました。10月13日にイギリス南部から出荷されて途中フランスのシャルルドゴール空港と関空を経由して15日に成田に到着し翌16日の9時半過ぎに無事配達されました。

届いたパーツ

早速開封してパーツの漏れがないかチェックしましたが無事揃ってました(笑)。3枚目右の袋はGITZO純正のグリスで一年前にAmazonでポチッたものです。この土日は天気が悪く鳥見に行けなかったのでタイミングが良かったです(笑)。

【今回とったコロナ対策】
イギリスはCovid-19の一日の新規感染者数が4万人を超えており(*1)大流行中なので、広げた新聞紙の上で届いたパッケージは勿論のこと、小袋とパーツも青い極薄ゴム手袋をして一つ一つ除菌ウェットティッシュで入念に拭きました。写真を撮る時も手袋の上から手指消毒液で除菌してカメラを操作。最後に脚を全部伸ばして除菌ウエットティッシュで拭き取るなどの対策をしました。しかし、面倒な世の中になったものです(涙)。
*1 10月15日 イギリスにおける新型コロナウイルス(COVID-19)感染者・死亡者数の推移グラフ WHO(世界保健機関)発表資料より[COVID-19 Report] (jpmarket-conditions.com)

ロック部のオーバーホール

1枚目中央のOリングが切れました。一番太いロック部のパーツでロック内部に埃や水が入らないようにするパーツです。2枚目は脚を一本バラしたもので右上のOリングが切れてます。3枚目は使い始めてもうすぐ4年になるのでパーツクリーナーで古いグリスごと全箇所洗浄しました。

組み立てる前にGITZO純正グリスでグリスアップしてから、パーツもすべて交換して組み上げたのでロック部だけ新品になりました(笑)。試しに脚を伸縮すると僅かに渋いですが、これはガタつきがなくなったためで新品当時に戻ったのだと思います。結果は後日ご報告します。

Ryzen 9 5950XとCore i9 11900KFのパフォーマンスチェック

こんにちは。バードふじやまです。今日もPCネタです。m(_ _)m

贅沢にも5950Xと11900KFの両方を同時に所有したのでLightroomとPhotoshop、CINEBENCHでパフォーマンスを比較してみました。また、8㎝ファンでブート用M.2 SSDがどのくらい冷えるのかも合わせて検証しました。

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パフォーマンスチェック

アイドリング温度

Core i9 11900KF Ryzen 9 5950X
アイドリング温度29-30℃33-35℃
TDP125W105W

5950Xはコアが省電力でも数が多いのでアイドリング温度が高めになるのかもしれません。実際に稼働すると、以下の結果のように5950Xは最高温度は高めですがW数が低くてTDP通りの結果になりますね。

Lightroomの結果

Core i9 11900KFRyzen 9 5950X
所要時間1分46秒1分10秒
最高温度64℃69℃
最高W数180.89W141.51W
備  考途中でクロックダウンして
120W台で完走
140W付近で完走

LigrtroomはRAWデータをDNGデータに変換して取り込むので、その所要時間を計りました。元のRAWデータは308枚、6.71GBで、DNGデータ変換後は8.5GBと約26%もデータ量が増えましたが、所要時間は約34%短縮されました。

DNGデータへの変換はCPUの仕事なので、5950Xの16コア32スレッドの威力ですね。また、W数が上がり過ぎずに140W付近で完走したのも流石です(笑)。

Photoshopの結果

Core i9 11900KFRyzen 9 5950X
所要時間 1分55秒1分58秒
最高温度 57℃65℃
最高W数 128.61W97.94W
備  考 概ね100W台で推移概ね80W台で推移

Photoshopはレンダリング時間を測りました。元のデータは42秒のタイムラプス用の299枚、673MBのjpeg写真です。これもCPUの仕事でしたが意外にも3秒遅かったです(涙)。コア全体を使っているもののCPUの使用率が30%前後と低めだったのが原因かと思われます。

CINEBENCH R20の結果

Core i9 11900KFRyzen 9 5950X
スコア 5784pts10156pts
所要時間 55秒34秒
最高温度 67℃68℃
最高W数 199.62W125.89W
備  考 途中でクロックダウンして
110W台で完走
120W付近で完走

CPUを無理やりフル稼働させるベンチテストですが、5950Xの16コア32スレッドの実力は流石でスコアは1.75倍、所要時間は約38%も速かったです。

8㎝ファンでM.2 SSDを空冷しました

アイドリング温度8㎝ファン
取り付け前
8㎝ファン
取り付け後
MP600(データ用)37-38℃37-38℃
CT500P5(ブート用)39-40℃34-35℃
サウスブリッジ58-59℃53℃

一年以上前に買った8㎝ファンが新品のまま余ってたので、暇つぶしに使い道を考えてたら丁度良いステーが見つかったので購入しました(笑)。

写真のようにGPU下のブート用のCT500P5を空冷するようにセッティングしました。この8㎝ファンの結構な風量のおかげでCT500P5の温度が5-6℃下がり、サウスブリッジの温度も5-6℃下がるというナイスな結果になった反面、サイレントモードで回転数を抑えてもファンノイズが少し聞こえるようになりました(笑)。

また、当然ですがMP600はGPUに風をブロックされるので数値は変わらなかったです。

Ryzen 9 5950XとASRockのマザボでPCを組み直しました

こんにちは。バードふじやまです。先日、intel Core i9 11900KFでPCを組んだ記事をUPしたばかりですが、数日後に問題が解決できたので、AMD Ryzen 9 5950XとASRock X570 PG Velocitaで組み直しました(汗)。

事の始まりはintelからの浮気でした。6月下旬にRyzen 9 5950XとASRockのマザボで組みましたが、CanonのDPP4が異常終了するので動作環境を調べると、なんとintelのCPU推奨でした。泣く泣くCore i9 11900KFで組み直したにもかかわらずDPP4が異常終了したのは先日の記事の通りです(涙)。

その後いろいろあって、何度も組んだり組み直したり大変でしたが(汗)、そのおかげでCPUグリスの塗り方が上手くなりました(笑)。授業料は高く付きましたが良い勉強になりました。

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今回のメイン機

新たに購入したパーツ

CPUAMD Ryzen 9 5950X
マザボASRock X570 PG Velocita
メモリCrucial DDR4-3200 16GB×2枚(CT16G4DFD832A)
M.2 SSDCORSAIR Force MP600 1TB (F1000GBMP600)
M.2 SSDCrucial P5 500GB M.2 NVMe(CT500P5SSD8JP)

パーツは以上の通りで、マザボのサポートを調べて間違いのないメモリとPCIe4.0とPCIe3.0のM.2 SSDを選びました。

M.2 SSDのベンチテスト結果

定番のCrystalDiskMarkでベンチテストして、メーカーのHPにベンチ結果を貼り付けました。

ベンチ
結果
MB/s
メーカー
公表値
MB/s
最高
温度
CORSAIR Force MP600 1TB Read
White
4991.73
4257.30
4950
4250
45℃
Crucial P5 500GB M.2 NVMe Read
White
3266.00
2861.36
3400
3000
51℃


1枚目のPCIe4.0のCORSAIR Force MP600 1TBは、メーカー公表値より僅かながら速い100%越えです(驚)。また、アイドリング温度が38℃位なのに対し最高温度は45℃と健闘しています。優秀なM.2 SSDですね(笑)。

2枚目のPCIe3.0のCrucial P5 500GB M.2 NVMeは、 メーカー公表値 の96%と95%とこちらもなかなかの数値です。アイドリング温度が40℃位なのに対して最高温度は51℃と結構上がりました。

PCの組み立て

1枚目の5950Xは16コアもあるためか11900KFと比べるとCPUの表面積が大きいです。
2枚目左の黒いヒートシンクはブート用のCrucialのM.2 SSDで、古いSSDから外したヒートシンクを流用してます。

組みあがったPC

今回のマザボは、サウスブリッジ用の冷却ファンがついてますが起動時と高温になった時だけ回りますが結構うるさいです(笑)。アイドリング温度は58℃位です。

intelのCPUとASRockのマザボでメインPCを組み替えました

こんにちは。バードふじやまです。日本代表のメダルラッシュ凄かったですね!それはさておき(笑)。

昨年組んだPCのRAW画像の処理速度が遅くて編集中にストレスがありました。CPUは大きく進化するintelの12世代も考えましたが入手までの時間を考えると、これ以上ストレスが続くのは避けたかったので11世代で組みました。また、今年の1月からの個人的な事情とコロナ渦で外出もままならず、という状況の中で何かを変えたかったというのも大きかったです。

で、結果はというと、処理速度が遅かったCanonのDPP4という編集ソフトが画像処理中に異常終了するようになりました(涙)。 Canon に問い合わせると最終的に「利用環境に起因」と予想通り素っ気ない返事だったので、以前使っていたAdobeのLightroomに戻って処理速度の問題は解決しました。

利用条件や環境に問題がなくても異常終了したり、DPP4の運用上の問題で遅かったのも分かったので、もうCanonのショボいソフトは懲り懲りです!とは言ってもLightroomも使いづらい所があるので慣れるしかないですね。

画像はクリックすると拡大します。

今回のメイン機

新たに購入したパーツ

CPUintel Core i9 11900KF
マザボASRock Z590 STEEL LEGEND
メモリCrucial DDR4-3200 16GB×2枚(CT16G4DFD832A)
M.2 SSDCrucial P5 500GB M.2 NVMe(CT500P5SSD8JP)
M.2 SSDCORSAIR Force MP600 1TB (F1000GBMP600)

パーツは以上の通りですが、起動ディスクのCrucial P5 500GBはCrucial のHPからクローンソフトをダウンロードして古いM.2 SSDからクローンしました。

CPUがDDR4 3200MHz標準なのでメモリも Crucial DDR4-3200 16GB×2枚にして、マザボがPCIe4.0対応なのでM.2 SSDもCORSAIRのMP600 1TBにしましたが、今のところ、分かっていたことですが、PCIe3.0とのスピードの差は感じられません(笑)。

ちなみに、CPUのアイドリング温度が、i7 9700Kより若干低い29~30℃なのは意外でした。

PCの組み立て

4枚目は Crucial P5 500GB に古いSSDから外したヒートシンクを再利用しました。

組みあがったPC

今回のマザボはアドレッサブルRGBがあるので光らせてみました。ファンも光ればもっと綺麗だったんでしょうが、光らせないで使用するのでどうでもいいです(笑)。

CPUクーラーを空冷から簡易水冷に交換したらメチャ冷えるようになりました

こんにちは。バードふじやまです。先日、PCのCPUクーラーをサイズの空冷・虎徹Ⅱからフラクタルデザインの簡易水冷・Celsius+ S28 Dynamicに交換しました。その効果は絶大で、CPUのアイドリング温度が3~4℃下がり30℃前後に、CINBENCH R20では最高温度が21℃下がり65℃になりました(驚)。

実はIntelの10世代 10900Kと簡易水冷クーラーを検討したのですが、間もなくリリースされる12世代CPUがかなり期待できそうなので様子を見ることにしました。

しかし、簡易水冷クーラーだけは、どうしても試したくて交換してしまいました(笑)。鳥見に行けず家にばかりいると、ついつい余計な事を考えてしまいますね(笑)。

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冷え方の検証

CINBENCH R20の結果

空冷の虎徹Ⅱと簡易水冷のCelsius+ S28 Dynamicの結果です。

虎徹ⅡCelsius+ S28 Dynamic
CPU温度86℃65℃(-21℃)
CPU Power149.76W135.52W
スコア33973434
所要時間1分30秒1分30秒
クロックダウンまで31秒36秒

*クロックダウンはCPU Powerが最高値付近になると4600MHzから4200MHzまで下がり、再度上がることはなかったです。

他にもCanonのDPP4という現像ソフトでRAW現像も試しましたが、クロックダウンすることもなく最高温度が10℃下がり63℃になりました。

オーバークロックの結果

よく冷えるので調子に乗って5090MHzにOC(オーバークロック)した結果です。

Celsius+ S28 Dynamic
CPU温度92℃
CPU Power211.82W
スコア3983
時間1分18秒(-12秒)

5000MHzオーバーで無事完走しスコアも17%位上がりましたが、CPU温度とPowerがずっと最高値付近というのはさすがに心臓に悪いです(汗)。CPUやマザーボードの負荷を考えるとOCはリスクが高いですね。

また、UEFI BIOSのウィザードには、もう一つ5256MHzという高クロックがあり、アイドリングは800MHz位で安定してましたが、ベンチマークにかけた瞬間にシステムダウンしてブルー画面になり、完全にやっちゃったと思いました(大汗)。

幸い事なきを得ましたが、今後OCは謹んでご遠慮させていただきます(笑)。

簡易水冷クーラーの取り付け

誘惑に負けて購入した簡易水冷クーラー

自機の9700Kと同じTDP95Wの 9900Kを余裕で冷やしてくれるフラクタルデザインのCelsius+ S28 Dynamicです。ラジエータの長さが280㎜で14㎝ファンが2台付属します。同じシリーズでラジエータの長さが360㎜で12㎝ファンが3台付属するのもあるのですが、高負荷時も冷え方が一緒で騒音が少ないとの検証が海外であったのでこちらを選択しました。

作業前のPC

設置場所の確保と確認のため、右手前にあったパネルを右奥に移動し2台のHDDもパネルの裏に引っ越しました。広い空間ができてフロントの14㎝ファン2台も見えて、すっかり風通しが良くなりました(笑)。

9700Kと一年ぶりのご対面。CPUグリスは固まってなかったので、ふき取りも楽でした。

作業後のPC

フロントの14㎝ファン2台と虎徹Ⅱから外した12㎝ファンを上部に排気で取り付けました。バックの14㎝ファンと合わせて4台で排気です(笑)。

簡易水冷クーラーのラジエータに14㎝ファン2台を吸気で取り付けてフロントにネジで固定。水枕を4か所のネジでCPUに固定して終了。あっけないほど簡単な作業でした(笑)。CPU周りがすっきりしていいですね。

ファンを3台増設したので騒音が心配でしたが、アイドリングで耳を澄ますと僅かにモーター音が聞こえる程度で、負荷がかかった時の風切り音も気になるほどではなかったです。

また、水枕はARGB対応で7色に光りますがマザーボードにコネクタがなく不発(涙)。代わりにマザーボードを光らせましたがショボかったです(笑)。