intelのCPUとASRockのマザボでメインPCを組み替えました

こんにちは。バードふじやまです。日本代表のメダルラッシュ凄かったですね!それはさておき(笑)。

昨年組んだPCのRAW画像の処理速度が遅くて編集中にストレスがありました。CPUは大きく進化するintelの12世代も考えましたが入手までの時間を考えると、これ以上ストレスが続くのは避けたかったので11世代で組みました。また、今年の1月からの個人的な事情とコロナ渦で外出もままならず、という状況の中で何かを変えたかったというのも大きかったです。

で、結果はというと、処理速度が遅かったCanonのDPP4という編集ソフトが画像処理中に異常終了するようになりました(涙)。 Canon に問い合わせると最終的に「利用環境に起因」と予想通り素っ気ない返事だったので、以前使っていたAdobeのLightroomに戻って処理速度の問題は解決しました。

利用条件や環境に問題がなくても異常終了したり、DPP4の運用上の問題で遅かったのも分かったので、もうCanonのショボいソフトは懲り懲りです!とは言ってもLightroomも使いづらい所があるので慣れるしかないですね。

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今回のメイン機

新たに購入したパーツ

CPUintel Core i9 11900KF
マザボASRock Z590 STEEL LEGEND
メモリCrucial DDR4-3200 16GB×2枚(CT16G4DFD832A)
M.2 SSDCrucial P5 500GB M.2 NVMe(CT500P5SSD8JP)
M.2 SSDCORSAIR Force MP600 1TB (F1000GBMP600)

パーツは以上の通りですが、起動ディスクのCrucial P5 500GBはCrucial のHPからクローンソフトをダウンロードして古いM.2 SSDからクローンしました。

CPUがDDR4 3200MHz標準なのでメモリも Crucial DDR4-3200 16GB×2枚にして、マザボがPCIe4.0対応なのでM.2 SSDもCORSAIRのMP600 1TBにしましたが、今のところ、分かっていたことですが、PCIe3.0とのスピードの差は感じられません(笑)。

ちなみに、CPUのアイドリング温度が、i7 9700Kより若干低い29~30℃なのは意外でした。

PCの組み立て

4枚目は Crucial P5 500GB に古いSSDから外したヒートシンクを再利用しました。

組みあがったPC

今回のマザボはアドレッサブルRGBがあるので光らせてみました。ファンも光ればもっと綺麗だったんでしょうが、光らせないで使用するのでどうでもいいです(笑)。

CPUクーラーを空冷から簡易水冷に交換したらメチャ冷えるようになりました

こんにちは。バードふじやまです。先日、PCのCPUクーラーをサイズの空冷・虎徹Ⅱからフラクタルデザインの簡易水冷・Celsius+ S28 Dynamicに交換しました。その効果は絶大で、CPUのアイドリング温度が3~4℃下がり30℃前後に、CINBENCH R20では最高温度が21℃下がり65℃になりました(驚)。

実はIntelの10世代 10900Kと簡易水冷クーラーを検討したのですが、間もなくリリースされる12世代CPUがかなり期待できそうなので様子を見ることにしました。

しかし、簡易水冷クーラーだけは、どうしても試したくて交換してしまいました(笑)。鳥見に行けず家にばかりいると、ついつい余計な事を考えてしまいますね(笑)。

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冷え方の検証

CINBENCH R20の結果

空冷の虎徹Ⅱと簡易水冷のCelsius+ S28 Dynamicの結果です。

虎徹ⅡCelsius+ S28 Dynamic
CPU温度86℃65℃(-21℃)
CPU Power149.76W135.52W
スコア33973434
所要時間1分30秒1分30秒
クロックダウンまで31秒36秒

*クロックダウンはCPU Powerが最高値付近になると4600MHzから4200MHzまで下がり、再度上がることはなかったです。

他にもCanonのDPP4という現像ソフトでRAW現像も試しましたが、クロックダウンすることもなく最高温度が10℃下がり63℃になりました。

オーバークロックの結果

よく冷えるので調子に乗って5090MHzにOC(オーバークロック)した結果です。

Celsius+ S28 Dynamic
CPU温度92℃
CPU Power211.82W
スコア3983
時間1分18秒(-12秒)

5000MHzオーバーで無事完走しスコアも17%位上がりましたが、CPU温度とPowerがずっと最高値付近というのはさすがに心臓に悪いです(汗)。CPUやマザーボードの負荷を考えるとOCはリスクが高いですね。

また、UEFI BIOSのウィザードには、もう一つ5256MHzという高クロックがあり、アイドリングは800MHz位で安定してましたが、ベンチマークにかけた瞬間にシステムダウンしてブルー画面になり、完全にやっちゃったと思いました(大汗)。

幸い事なきを得ましたが、今後OCは謹んでご遠慮させていただきます(笑)。

簡易水冷クーラーの取り付け

誘惑に負けて購入した簡易水冷クーラー

自機の9700Kと同じTDP95Wの 9900Kを余裕で冷やしてくれるフラクタルデザインのCelsius+ S28 Dynamicです。ラジエータの長さが280㎜で14㎝ファンが2台付属します。同じシリーズでラジエータの長さが360㎜で12㎝ファンが3台付属するのもあるのですが、高負荷時も冷え方が一緒で騒音が少ないとの検証が海外であったのでこちらを選択しました。

作業前のPC

設置場所の確保と確認のため、右手前にあったパネルを右奥に移動し2台のHDDもパネルの裏に引っ越しました。広い空間ができてフロントの14㎝ファン2台も見えて、すっかり風通しが良くなりました(笑)。

9700Kと一年ぶりのご対面。CPUグリスは固まってなかったので、ふき取りも楽でした。

作業後のPC

フロントの14㎝ファン2台と虎徹Ⅱから外した12㎝ファンを上部に排気で取り付けました。バックの14㎝ファンと合わせて4台で排気です(笑)。

簡易水冷クーラーのラジエータに14㎝ファン2台を吸気で取り付けてフロントにネジで固定。水枕を4か所のネジでCPUに固定して終了。あっけないほど簡単な作業でした(笑)。CPU周りがすっきりしていいですね。

ファンを3台増設したので騒音が心配でしたが、アイドリングで耳を澄ますと僅かにモーター音が聞こえる程度で、負荷がかかった時の風切り音も気になるほどではなかったです。

また、水枕はARGB対応で7色に光りますがマザーボードにコネクタがなく不発(涙)。代わりにマザーボードを光らせましたがショボかったです(笑)。

錆びたり刃こぼれした古い正本の柳刃包丁を研ぎ直し柄も取り替えました

こんにちは。バードふじやまです。包丁再生プロジェクト第5弾です(笑)。今回は刃こぼれしてから長年お蔵入りしていた正本の刃渡り24cmの柳刃包丁です。前回の堺重光の出刃包丁ほどではありませんが、これもまた扱いが悪くあちこち刃こぼれや錆があり、特に柄元の錆と正本の刻印の錆が修復できなかったのが残念でした(涙)。

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包丁再生プロジェクト第5弾

再生前の正本の柳刃包丁

目立つ錆びは柄元と正本の刻印ぐらいですが全体に青味や赤味に変色してます。切先とあごの他、刃先にも数か所刃こぼれがあり、研ぎ方が悪くしのぎ筋全体がぼんやりしています(涙)。

また、柄は買ったままだと太いので、紙やすりで磨いて一回り細くしてから取り替えることにしました。

柄を抜きました

1-2枚目の再生前で3-4枚目は再生中です。なかごの錆も大したことなく状態は良かったのは幸いでした。しかし、柄元の錆は深くて磨ききれず刻印の錆は磨きようがなかったのでホームセンターでさび落としを購入しましたがこれが限界でした(涙)。

再生後の正本の柳刃包丁

平を磨き鏡面仕上げっぽくしたのとしのぎ筋がすっきり出たのでちょっと高級感がでましたね(笑)。包丁の裏は思ったほど歪んでなかったので上手く裏押しできたかと思います。

錆を落としきれなかったのは残念でしたが、あごや切っ先の刃こぼれも消えいい感じに仕上がりました・・・・と自画自賛してみる(笑)。

試し切りの動画

錆びたり刃こぼれした古い堺重光の出刃包丁を研ぎ直し柄も取り替えました

こんにちは。バードふじやまです。包丁再生プロジェクト第4弾です(笑)。今回から和包丁で20年以上お蔵入りしていた堺重光の刃渡り11cmの出刃包丁です。今でも堺重光ブランドで販売されていて、とりあえず最初の一本的な安価な包丁です。扱いが悪くあちこち刃こぼれや錆があり状態は悪いです(涙)が、この程度で済んでたのは幸いだったかもしれません。2月17日に始めてできる日にぼちぼちやったので11日かかりました(笑)。

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包丁再生プロジェクト第4弾

堺重光の再生前

錆は柄の付け根と切っ先の方、全体にもぽつぽつあり、刃こぼれは切っ先とあご、刃先にも数か所、また、切刃には目立つひっかき傷もあります。研ぎ方が悪いためしのぎ筋も中央で崩れている上に全体がぼんやりしていてかなり悪い状態です(涙)。

3枚目人差し指が当たる部分は角が立っており4枚目の柄の口金は抜けるし境目は不衛生極まりない状態でした(笑)。

柄も取り替えました

なので、柄も取り替えることにしましたが刃渡り12cm用しかなかったのでちょっと大きいです(涙)。包丁を抜くと思ったほど錆びてなかったのでラッキーでした。3枚目は錆を落とし人差し指の当たるところを軽く磨きました。

堺重光の再生後

錆を落とすため包丁全体を磨いたので光沢がUPしました(笑)。切刃は鏡面仕上げを目指しましたが僅かな凹凸が多数あったのでムラになりましたが、今後徐々になくなるので無理に研ぎませんでした。3枚目は裏押しすると当たりの強い所と当たらない所があるので裏全面が歪んでるようです(涙)。

また、人差し指が当たる所はさらに磨き、柄の付け根には蝋を溶かして加工したので綺麗に仕上がりました。が、包丁を柄に4-5mm差し過ぎたので見た目のバランスが悪くなりました(涙)。

最初に片刃で刃付けした刀舟の包丁を両刃に刃を付け直しました

こんにちは。バードふじやまです。包丁再生プロジェクト第3段です(笑)。1月17日の記事で刃の歪んだ刀舟の包丁を片刃に研ぎ直しましたが、使ってみると柔らかい野菜には抜群ですがニンジンなどの固い野菜では垂直に切れずに斜めに切れるということが分かりました。今となれば、片刃だから当然のことなのですが自分の知識不足が招いた問題なので仕方なく両刃に研ぎ直すことにしました(涙)。

また、家にある残り2丁のステンレス包丁は再生して使おうと思ってましたが、柄が割れてたり状態が悪すぎたりで処分することに(涙)。で、家族が使う包丁がなくなるので新たにタダフサの三徳包丁と堺一文字光秀のペティナイフを買いました(笑)。

切れ味の違いを試すついでに初の動画編集にチャレンジし貼り付けてみました(笑)。

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包丁再生プロジェクト第3弾

片刃から両刃に刃を付け直した刀舟の三徳包丁

この包丁は刀舟のブランド名以外にSS超鋼とPATENT672004と刻印されています。調べてみると、SS超鋼は粉末ハイス鋼という特殊な鋼で現在も刀舟ブランドで三徳包丁180㎜は40000円(税抜)で販売されている高級品でした(驚!!)。知らずに雑に扱ってた(汗)のでこれからは大切に扱います(笑)。また、パテントナンバーは意匠登録で昭和53年(1983.5.20)に出願されていました。

今までは#300の荒砥石から#1000の中砥石へと番手を上げから一気に#8000の仕上砥石で仕上げてましたが、番手が飛びすぎて研ぎにくかったので中間の#4000の仕上砥石を購入して研いでみるとやり易くて切れ味抜群の包丁に仕上がりました。やはり順番って大切ですね(笑)。

【訂正】刀舟の包丁をステンレス製だとばかり思っていましたが、粉末ハイス鋼という特殊な鋼材であることが分かりましたので訂正します。

包丁工房タダフサの三徳包丁

こちらは新潟県三条市にある庖丁工房タダフサの刃渡り170㎜の三徳包丁で日立SLD鋼という特殊な鋼材をステンレスでサンドイッチした三層構造になっているので刃先に境目があります。届いてすぐ調理に使いましたがよく切れて気持ちいいです(笑)。

買ってから分かったのですが、この包丁は126gと非常に軽くて平均的な重量の刀舟の157gより31gも軽かったので家族用にちょうど良かったです。これを結果オーライって言うんですね(笑)。

堺一文字光秀のペティナイフ

こちらは大阪府堺市にある堺一文字光秀の刃渡り150㎜のペティナイフでV金10号という錆に強く切れ味鋭い特殊なステンレスで出来ています。調理でも使いたいので敢えて150㎜にしましたが写真より柄の紫色が濃くてかっこいいです。

家族用と自分用の三徳包丁があれば事足りるのにペティナイフも使ってみたくて追加購入。またまた病気が再発しました(笑)。

切れ味の比較動画

刀舟もタダフサもどちらも2回ほど調理に使ってます。研ぎ直した刀舟はタダフサや堺一文字光秀といい勝負でしたね。ていうか、刀舟の方のが切れる音が良くないですか?自画自賛(笑)。

購入した仕上砥石

ナニワ研磨工業の隼という本職用仕上げ砥石#4000です。縦横の寸法が210×70×20㎜でキングデラックスの#300や#1000の207×66×34㎜に近かったので購入しました。厚さが20㎜しかありませんが仕上げ用なのでさほど問題ないかと思います。