こんにちは。バードふじやまです。包丁再生プロジェクト第4弾です(笑)。今回から和包丁で20年以上お蔵入りしていた堺重光の刃渡り11cmの出刃包丁です。今でも堺重光ブランドで販売されていて、とりあえず最初の一本的な安価な包丁です。扱いが悪くあちこち刃こぼれや錆があり状態は悪いです(涙)が、この程度で済んでたのは幸いだったかもしれません。2月17日に始めてできる日にぼちぼちやったので11日かかりました(笑)。
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包丁再生プロジェクト第4弾
堺重光の再生前
錆は柄の付け根と切っ先の方、全体にもぽつぽつあり、刃こぼれは切っ先とあご、刃先にも数か所、また、切刃には目立つひっかき傷もあります。研ぎ方が悪いためしのぎ筋も中央で崩れている上に全体がぼんやりしていてかなり悪い状態です(涙)。
3枚目人差し指が当たる部分は角が立っており4枚目の柄の口金は抜けるし境目は不衛生極まりない状態でした(笑)。
柄も取り替えました
なので、柄も取り替えることにしましたが刃渡り12cm用しかなかったのでちょっと大きいです(涙)。包丁を抜くと思ったほど錆びてなかったのでラッキーでした。3枚目は錆を落とし人差し指の当たるところを軽く磨きました。
堺重光の再生後
錆を落とすため包丁全体を磨いたので光沢がUPしました(笑)。切刃は鏡面仕上げを目指しましたが僅かな凹凸が多数あったのでムラになりましたが、今後徐々になくなるので無理に研ぎませんでした。3枚目は裏押しすると当たりの強い所と当たらない所があるので裏全面が歪んでるようです(涙)。
また、人差し指が当たる所はさらに磨き、柄の付け根には蝋を溶かして加工したので綺麗に仕上がりました。が、包丁を柄に4-5mm差し過ぎたので見た目のバランスが悪くなりました(涙)。